お金を借りる38の方法：今すぐ安全に借りたい・審査なし・低金利など状況別の選び方

「お金を借りる」サービスは数多く存在します。

今回はさまざまな事情で「今すぐ、安全にお金を借りたい」とお考えのあなたのため、状況別のおすすめ借入方法をまとめました。

あなたがお金を借りるための38の方法一覧とその選び方

「お金を借りる方法」にはどのようなサービスがあるのか、はじめに概要を確認しましょう。

①まずはおおまかな借入方法を選んでみよう

今回紹介する38の方法は、以下の13種類に分類できます。

まずはそれぞれの特徴を見比べた上で、あなたに合ったおおまかな借入方法を選んでみると良いでしょう。

②お金を借りるための38の方法

ここでは各借入方法を、より詳しく一覧表にまとめました。
リンク先を選択することで、詳細な情報をご覧いただけます。

このように一口に借入方法といっても融資の対象や特徴はさまざまです。

まずは「今日中に借りたい」「低金利で借りたい」など、あなたが重視したいメリットから申込先を絞り込んでいけると良いですね。

今すぐ安全にお金を借りたい方向け：最短25分でお金を借りる方法

ここからは、「急いでお金を借りたい」という方向けの借入方法を紹介していきます。

①大手消費者金融ならば初めてでも当日にお金を借りられる

大手消費者金融会社（カードローン会社）なら、最短当日で融資を受ける事ができます。

（1）プロミスは即時融資＆24時間振込に加え「郵送物なし＆勤務先への電話なし」

大手消費者金融会社の中でも「最短30分融資」「24時間振込」といったサービスに優れるのが「プロミス」です。

こちらは三井住友フィナンシャルグループの一社です。

さらに「郵送物なし」「勤務先への電話なし」で利用することができ、他人に知られず借りるための細かな配慮がなされています。

サービスが優れていることは、オリコン顧客満足度調査において「4年連続ではじめての利用者の満足度No.1」という実績を残していることからも分かります。

またプロミスにおける、現在主流の契約方法は「アプリローン」や「Web完結」ですが、無人店舗（自動契約機）に出向いてATMで使えるカードを受け取ることも可能です。

（2）アコムは店舗数の多さに加え、成約率が高いため審査に不安があっても選びやすい

自動契約機「むじんくん」の設置でも知られる「アコム」は、全国に900以上の店舗を設置しています。
この店舗数は大手消費者金融会社の中でも最多です。

「実際に店舗に出向いて、ATMで使えるカードを手に入れたい」という場合には、この会社が有力候補となってくれるでしょう。

また直近（2022年9月）のデータでは、他の大手消費者金融会社を抑えて最も高い成約率（39．6％）を出していたのも「アコム」でした。

「24時間振込に対応しているのが楽天銀行宛ての振込だけ」という点には注意が必要ですが、審査に不安があるという場合も、申し込みやすい会社です。

★アコムは、ショッピングにも使える「ACマスターカード」を発行している唯一の消費者金融会社でもあります。

（3）アイフルは最短25分で、「書類なし」でWeb完結を結べる可能性あり

「アイフル」はWeb完結（インターネット契約）を選択した場合、最短25分で融資を受けることができます。

このスピードに加え、「原則として勤務先への電話なし」「自宅への郵送物なし」を両立させています。

またアイフルは、大手消費者金融会社で唯一「銀行口座で本人確認」に対応しています。

これにより、必要書類を提出することなくお金を借りられる可能性があります。

★ご利用限度額が50万円を超える場合などには、収入証明書の提出を求められます。

（4）SMBCモビットのWEB完結申込を選べば電話連絡なし・郵送物なし

「SMBCモビット」は三井住友フィナンシャルグループの大手消費者金融会社で、「カード申込」「WEB完結」という2つの申込方法を選択できるのが特徴です。

このうち人気を集めているのは「勤務先への電話なし」「郵送物なし」というメリットを持つ「WEB完結」の方です。

SMBCモビットのWEB完結は少し申込条件が限定的なのですが、必要な口座や書類をお持ちなら、検討してみても良いでしょう。

「カード申込」を選択した場合は、三井住友銀行の店頭に設置してある「ローン契約機」を使ったカード受け取りが可能です。

この場合も相談することで、勤務先への電話なしで融資を受ける事ができます。

（5）レイクALSAは最長180日間無利息で借りられる

レイクALSAは最短25分融資に加え、「60日間無利息」「5万円まで180日間無利息」という2つの「選べる無利息」が特徴です。

「選べる無利息」のおかげで、短期間または少額の借入の際、特に利息負担を抑えられます。

無利息期間を活かしてお金を借りたいという場合には、この「レイクALSA」を選ぶのが良いでしょう。

その他、「自宅への郵送物なし」「24時間振込」「原則として勤務先への電話なし」など、サービスも充実しています。

★「60日間無利息」はWeb申込限定です。
無人契約機など、その他の方法で申し込みを行った場合は「30日間無利息」または「5万円まで180日間無利息」の選択となります。

（6）アイフルファーストプレミアムカードローンは高難易度だが上限9．5％の超低金利

「アイフルファーストプレミアムカードローン」は、アイフルが取り扱う低金利カードローンです。

その金利は上限9．5％と、通常のアイフルの半分に近い数字となっています。

ただし、限度額が最低100万円と高く設定されています。
消費者金融では年収の3分の1までしか融資を受けられないため、審査に通過するには300万円以上の年収を得ている必要があります。

条件が厳しい分、金利などの貸付条件は優秀です。

また「最短25分融資」「勤務先への連絡なし」「郵送物なし」「24時間振込」といったユーザーサービスが、通常のアイフルと同じように適用されるのも魅力です。

②キャッシング枠付きのカードがあれば、新しく審査を受けずに借りられる

お使いのカードに「キャッシング枠」が付いている場合、新しく審査を受けることなくキャッシング（現金を借りられるサービスのこと）を利用できるかもしれません。

細かな借入方法・返済方法は会社によって違いがあるものの、「限度額（キャッシング枠）の範囲内で何度でも現金を借りられる」という点はカードローンと変わりません。

キャッシング枠が付いているかどうかは、カード会社のインターネット会員サービスなどを通して確認できますので、お買い物用のカードをお持ちなら確かめてみると良いでしょう。

★キャッシング枠が付いていなかった場合には「増額審査」を受けることで付帯させられる場合があります。
ただし、増額審査には殆どの場合1日以上を要します。

まとまったお金を低金利で借りるなら銀行カードローンを選ぼう

ここからは、「銀行カードローン」について解説します。

①全国から申し込める銀行カードローン

銀行カードローンは、即日融資に対応していませんが、低金利で融資を受ける事ができます。
カードローンによって、融資を受ける銀行の口座の開設が必須なものと、そうでないものがあります。

まずは「口座開設なし」で申し込める銀行カードローンをご紹介します。

（1）三菱UFJ銀行バンクイックは「テレビ窓口」でカード受け取りが出来る

「三菱UFJ銀行バンクイック」は、個人のお取引口座数4,000万を数える「三菱UFJ銀行」のカードローンです。

銀行カードローンならではの14．6％という低金利、「三菱UFJ銀行の普通預金口座がなくても、金利やご利用金額に影響なくお借入可能」である事が特徴です。

三菱UFJ銀行口座をお持ちであれば利用できる借入・返済方法が増えるため、口座をお持ちの方もそうでない方も申し込みやすいカードローンだと言えます。

また、三菱UFJ銀行の支店に設置してある「テレビ窓口」という個人ブースを使って借入用のカードの受け取りが可能です。

これにより銀行カードローンには珍しく、自宅への郵送物の送付なしでの契約・お借入が可能となっています。

その他、三菱UFJ銀行はもちろん、提携コンビニATM手数料が無料というのもメリットの一つです。

★「テレビ窓口」の利用には運転免許証が必要です。

★郵送でのカード受け取りも可能です。

（2）楽天銀行スーパーローンは返済口座を自由に選べる＆他行口座にも当日入金が可能

「楽天銀行スーパーローン」は口座開設が不要なだけでなく、他行口座を使っている方でも便利に利用する事ができます。

「返済口座（登録口座）を自由に選べる」「他行口座にも当日入金（振込）対応」という、銀行カードローンでは珍しいメリットがあるためです。

また、楽天会員ランクに応じて審査優遇を受ける事ができます。
普段から楽天のサービス（楽天市場、カードなど）を利用しているのなら、申込を検討してみましょう。

その他、「楽天グループらしく新規入会やカードローンの利用により、最大で31，000円相当の楽天ポイントがもらえる」「専業主婦の方でも申し込める」点も特徴的です。

（3）オリックス銀行カードローンは高いご利用限度額とガン保障特約付きプランが魅力

「オリックス銀行カードローン」も、任意の金融機関の口座を使った「自動引き落とし」が可能なカードローンです。

またこちらはカードローンには珍しく、ガン保障特約付きの消費者信用団体生命保険に加入できるのが最大の特徴です。

オリックス銀行のガン保障特約付きプラン「Bright」に加入すると、「死亡・高度障害」または「ガンと診断確定された」ときの借入残高が0円となります。

万が一の際に家族などに債務を残したくないという場合には、「オリックス銀行カードローン」を検討してみましょう。

契約時のご利用限度額が高い傾向にあるため、大きなお金を借りたいという場合にも有用です。

その他、提携ATMのご利用手数料が0円というのも嬉しいポイントです。

（4）三井住友銀行カードローンは「ローン契約機」でカード受け取り＆他行あての振込も対応

「三井住友銀行カードローン」は、三井住友銀行の支店に設定してある「ローン契約機」を使ったカードの受取が可能です。
これにより、自宅への郵送物なしで銀行カードローンを利用する事ができます。

また「何度利用しても提携コンビニATMの手数料が無料」であることに加え、インターネットバンキング「SMBCダイレクト」を介した他行あての振込にも対応してくれます。三井住友銀行の口座なしでも利用しやすいカードローンです。

三井住友銀行の普通預金口座をお持ちの方であれば「毎月自動引き落としで返済ができる」「キャッシュカードにカードローン機能を付けられる」といったサービスも受けられます。

★口座の有無にかかわらず、来店なしでの契約・カード受け取りも可能です。

（5）イオン銀行カードローンは上限金利13．8％＆他金融機関口座引落しもOK

「イオン銀行カードローン」は、上限13．8％という低金利が魅力の銀行カードローンです。

こちらも他金融機関の口座を使った口座引落しに対応してくれる銀行カードローンです。

銀行振込による融資には対応していませんが、提携コンビニのATMは手数料0円で利用する事ができます。

「金利の低さ」「普段使っている口座を使って引落しができる」といった点に魅力を感じるなら、イオン銀行カードローンを検討してみましょう。

★専業主婦の方も申し込み可能です。
その場合、限度額は最大でも50万円となります。

★セブン銀行ATMは提携ATMに含まれません。ご注意ください。

②契約の際に口座が必要な主な銀行カードローン

ここからは、契約の際に口座が必要な銀行カードローンの中からいくつかピックアップして解説します。

（1）みずほ銀行カードローンは普段からみずほ銀行を使っているなら低めの金利で使える

みずほ銀行カードローンは、普段からみずほ銀行の口座を利用している方に向けたカードローンです。

14．0％という低金利、インターネットバンキング「みずほダイレクト」を使って便利にお借入できる事が特徴です。

契約の際にはキャッシュカードに借り入れ機能を付ける「キャッシュカード兼用型」、新しくカードを発行する「カードローン専用型」のいずれかをお選びいただけます。

（2）りそな銀行カードローンの上限金利は13．5％

「りそな銀行カードローン」の上限金利は13．5％と、全国から申し込める銀行カードローンの中でもかなり低く設定されています。

カードローンの金利は殆どの場合上限金利が適用されます。そのため、大多数の銀行カードローンよりも低金利で借入ができます。

普段からこの銀行を利用しているのなら、はじめに申し込みを検討してみましょう。
WEB完結なので来店不要な上に、月中平均残高10万円以上でりそなクラブポイントがたまります。

またキャッシュカードにカードローン機能が追加される形となるため、お財布にカードを増やす必要もありません。

★埼玉りそな銀行の取り扱いカードローンも、まったく同じ内容となっています。

（3）ソニー銀行カードローンは低金利＋さらに限度額60万円～から優遇あり

ソニー銀行カードローンも上限13．8％という低金利が特徴のカードローンです。

さらにこちらの銀行では、限度額が60万円以上になると上限金利がさらに低くなります。

限度額に応じた金利の優遇を受けやすいということで、おまとめ・借り換えを含む高い限度額での契約を狙いたい場合に検討すると良いでしょう。

またソニー銀行のサービスサイト（インターネットサービス）を使った借り入れは24時間対応です。
普段からこの銀行の口座を利用しているなら、いつでも融資を受けることができます。

（4）住信SBIネット銀行カードローンは金利7．99％で借りられる可能性も

「住信SBIネット銀行カードローン」は、審査結果に応じて「スタンダードコース」「プレミアムコース」という2つのコースのいずれかが適用されます。

このうち「プレミアムコース」が適用されれば、初回から8％未満の金利での借り入れが可能です。

「スタンダードコース」が適用された場合も、条件を満たしている場合は金利を最大年0.6%引下げた状態で借入ができます。

また、コースにかかわらず住信SBIネット銀行カードローンの借入・返済手数料は無料です。
お借入れはWEBサイトから24時間いつでも可能で、ローンカードの送付もありません。

★新しく住信SBIネット銀行の口座を開設する場合には、自宅にキャッシュカードなどが送付されます。

（5）ゆうちょ銀行の「口座貸越サービス」はカードローンに近い使い勝手で利用できる

ゆうちょ銀行が取り扱う「口座貸越サービス」は、カードローンではありませんが、カードローンと似た方法で融資を受ける事ができます。

こちらは、ゆうちょ銀行の預金残高が0円を下回ってもお金を引き出せるサービスです。

引き落としなどにより残高が不足した場合にも、自動的に貸付けが行われます。
限度額は最大30万円です。

大きなお金が必要な場合には向きませんが、ゆうちょ銀行を利用しているのであれば、生活のサポートに役立てる事ができます。

（6）その他、多くの地方銀行などもカードローンを取り扱っている

その他、地方銀行やインターネット銀行も、独自のカードローンを取り扱っています。

中には条件の良いものや、「普段から口座を使っている方」へ金利優遇を行っているものもありますので、普段使っている金融機関の情報も合わせてチェックしてみましょう。

★一部の地方銀行のカードローンは契約の際に来店が必要です。
申込を検討する際は、来店の有無についても確認しておきましょう。

その他の金融機関（ノンバンク系含む）の借入方法

ここからは、大手消費者金融会社・銀行以外からの借入方法について解説します。

①大手カード会社や有名企業、そのグループ会社が提供する主なキャッシングサービス

まずは大手カード会社や有名企業、そのグループにあたる金融機関が提供するキャッシングサービスについて解説します。

（1）J.ScoreではAIスコアを活用し、金利と利用限度額を確認した上で申し込める

「J.Score」とは、みずほ銀行とソフトバンクにより設立された貸金業者です。

この会社の特徴はAIスコアを用いた仮審査です。

J.Scoreにおいていくつかの質問に答え、AIスコアを算出すると、あなたの「ご利用限度額」と「金利」を確認できます。

この契約条件を確認した上で申し込みを行うかどうか決められるというのは、他のカードローンなどにない特徴です。

基本的には過去に金融事故などを起こしていない方、高い限度額や金利優遇に期待できる方向けのローンです。

（2）三井住友カードもカードローン（ローン専用カード）を発行中

大手カード会社として知られる「三井住友カード」も、カードローン（ローン専用カード）を取り扱っています。

主な特徴は「ご返済実績に応じて翌年度利率を引き下げ」「カードレスの振込専用ローンを選べば金利が下がる」の2つです。

また大手カード会社らしく、「最短5分で即時発行」※「原則24時間いつでもお振込み」「全国の銀行・コンビニのATMで使える」といったメリットがあります。
※最短5分発行受付時間：9:00〜19:30
※ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。

（3）JCB FAITHはパート・アルバイト不可ながら上限12．5％の低金利が魅力

JCB「FAITH」も、大手カード会社が取り扱うカードローン（ローン専用カード）の一つです。

特徴は、上限12．5％という一般的な銀行カードローンをも下回る低金利です。
「キャッシング1回払い」を利用できる場合は5．0％（月あたり約0．416％相当）と、さらに金利が低くなります。

「パート・アルバイト・個人事業主が申し込めない」といった制約はありますが、申込条件さえクリアできるのなら申し込みを検討してみましょう。

大手カード会社らしく、「最短数十秒でお振り込み」「全国15万台以上のCD・ATMをご利用可能」といったメリットもあります。

★JCBの発行ではありますが、国際ブランドが付いたカードではありませんので、お買い物には利用できません。

（4）au PAYスマートローンはau PAYとの相性が良いキャッシングサービス

「au PAY スマートローン」は名前の通り、コード支払いアプリ「au PAY」と相性の良いカードレスローンサービスです。
利用する上で、auと契約を結んでいる必要はありません。

特徴は、借りたお金を直接「au PAY」の残高にできることです。

金利は上限18．0％と標準的ですが、au PAYを普段からよく利用しており、「今すぐにチャージしたい」と思うことが多々あるなら、活用できる場面も多いでしょう。

またインターネットで口座のご登録を完了した場合、自宅への郵送物も発生しません。

★「au PAY スマートローン」は、ローンカードが発行されないカードレスのキャッシングサービスです。

（5）dスマホローン

「dスマホローン」は、ドコモが提供するスマホ完結のローンサービスです。
こちらはスマホ決済アプリ「d払い」と相性の良い、カードレスのキャッシング方法です。

docomoとの契約がなくても利用できますが、docomo回線や同グループのカードなどを利用している場合は最大3％の金利優遇を受けることがで

（6）LINEポケットマネー

「LINEポケットマネー」とは、名前の通りLINEアプリを使ってお金を借りられるサービスです。

借り入れ・返済には原則として「LINE PAY」を用いることになりますので、「LINE PAY」ユーザー向けのサービスと言えるでしょう。

「いつも使っているアプリを使ってお金を借りたい」という場合の選択肢として、チェックしてみると良いでしょう。

（7）メルペイスマートマネー

「メルペイスマートマネー」は、「メルカリ」アプリでお金を借りる事ができるサービスです。

借入方法は「メルペイ残高にチャージ（入金）」のみとなっているため、普段から「メルペイ」を利用している方のためのサービスだと言えるでしょう。

またこちらはカードローンではないため、借入の都度、お申し込みと審査が必要です。

②大手の審査に不安のある方向けの中小消費者金融会社

ここからは、「過去に債務整理をした」などの理由から大手消費者金融会社や銀行カードローンに通過できないという方向けの申込先を紹介します。

（1）セントラルは中小消費者金融会社の中でもサービス充実で顧客対応にも定評あり

中小消費者金融会社は、どうしても大手に比べると借り入れや返済が不便な傾向にあります。

具体的に言うと、多くの中小業者では「二度目の借入には再審査が必要」です。

そんな中、中小消費者金融会社「セントラル」はセブン銀行ATMを使って何度でも借入・返済する事が可能です。

また四国地方や中国地方、関東地方には即日融資に対応した自動契約機もあります。中小業者ながら、大手に近いサービスを受けられるのが最大のメリットでしょう。

（2）AZは中小消費者金融には珍しく、郵送物なしのWeb完結に対応

京都府に店舗を構える消費者金融会社「AZ」は、中小業者には珍しく書類の電子交付に対応しています。

つまり、書類などを自宅に郵送することなく契約することができます。
郵送物を避けたい方は申し込みを検討してみると良いでしょう。
もちろんこのサービスは、全国から利用可能です。

またこの会社は信用情報に問題を抱える方への融資実績にも定評があり、実際に申込フォームでは「破産」「民事再生」「弁護士・司法書士整理」といった、過去に起こした金融事故を入力する箇所が存在します。

（3）アムザは柔軟な審査に加え、勤務先への電話なし＆郵送物なし

福岡市に店舗を構える消費者金融会社「アムザ」は、中小業者ながら「勤務先への電話なし」「郵送物なし」を両立させているのが特徴です。
この場合の契約方法は「Web完結」となるため、全国からご利用いただけます。

その代わり必要書類はかなり多いのですが、「他人に知られず借りたい」という方は選択肢に加えておくと良いでしょう。
また、この会社も信用情報問題を抱えた方への融資に定評があります。

その他、雇用形態を重視することの多い中小消費者金融会社には珍しく「アルバイト・パート・会社員・自営の方」への申込案内が見られるのも特徴の一つです。

（4）エイワは来店必須ながら全国に店舗多数

「エイワ」は昔ながらの対面与信、つまりスタッフと向かい合っての審査・融資を専門とする消費者金融会社です。

この対面与信のため、全国各地に店舗を持っているというのは他の中小消費者金融会社にない特徴です。

初回の融資は少額（5万円程度）となることが多いようですが、信用情報に大きな問題があっても融通を利かせてくれることもあるようです。「他の会社から借りられない」という場合には相談に行ってみるのも良いでしょう。

③東京都心の学生なら、学生を専門にした学生ローンも選択しやすい

その他、あなたが高校を卒業済みの学生なら、学生向けの融資を専門とした中小消費者金融会社を利用できます。

上記のローンは、主に「学生ローン」と呼ばれています。

全国から利用できるローンも多いものの、学生ローンで即日融資を受けたいのなら、原則として来店での申し込みが推奨されます。

学生ローンの店舗は東京都、特に高田馬場周辺に集中しているため、近辺の学生であれば申込みを検討してみるのも良いでしょう。

ちなみに学生ローンは、来店契約であれば「自宅への郵送物なし」「親権者の同意なし」で利用できるのが一般的です。

④その他、信用金庫や労働金庫、JAバンクなどもカードローンを取り扱っている

ここからは、信用金庫や労働金庫、JAバンクといった「消費者金融でも銀行でもない」借入先のカードローンについてご説明します。

（1）信用金庫のカードローン

信用金庫の口座をお持ちなら、その金庫のカードローン情報をチェックしてみると良いでしょう。

信用金庫のカードローンの金利や限度額は、地方銀行のカードローンと同じくらいであることが多いです。（一般的に上限金利14．5％程度）

ただし金庫によっては非常に金利の低いローンを取り扱っていますし、「給与の受取」「公共料金の支払い」などの条件で金利優遇を受けられることも珍しくありません。

また公式HPに「来店なし」「WEB完結」といった案内が見られるカードローンであれば、その説明通り店舗に向かうことなく融資を受けられることでしょう。

その他、多くの信用金庫が専業主婦や年金生活者も利用できるカードローンを取り扱っているのもポイントです。

（2）労働金庫（ろうきん）のカードローン

労働金庫（ろうきん）は、出資している団体の構成員や生協会員の組合員はもちろん、それらに属さない方も対象に融資を行っています。

金利も低く、労働組合などに加盟していなくても、10％未満の金利で借りられることは珍しくありません。

条件を満たせばさらに金利優遇を受けられるというカードローンも多いです。

ただし労働金庫のカードローンを利用するには、労働金庫の口座開設と来店での契約手続きが必要です。

普段から労働金庫の口座を使っている方、もしくは手間や時間を掛けてでも低金利で借りたい方は申込を検討すると良いでしょう。

（3）JAバンクのカードローン

JAバンクのカードローンは、公式HPなどを見てもすべての情報が公開されていない場合があります。

普段からJAバンクを利用しているのなら、ATMコーナーに設置してあるパンフレットを読んだり、直接職員の方にカードローンについて尋ねたりするのが良いでしょう。

申込先にもよりますが、こちらも10％前後の低金利で借りられることは多いです。

ただしJAバンクのカードローンも、労働金庫と同じく口座開設と来店契約がほぼ必須です。

また、金利とは別に、保証料が上乗せされるローンも多いため、申し込み前に確認しておきましょう。

その他、JAバンクのカードローンは仕事をしている方であれば18歳から申し込めることがあるのも特徴です。

特定の目的のため、1度きりお金を借りるなら「均等払い」のローンを選ぼう

ここまで紹介してきたローンは主に、「限度額の範囲内で何度でも借りられる」ローンでした。

ここからは、特定の目的のためにお金を借りたいという場合の方法についてご説明します。

①自由な目的で使える「均等払い」の借入方法

まずは、用途を特に限定せずに使える「均等払い」（分割払い）のローンについて解説します。

（1）フリーローン

「フリーローン」は、主に地方銀行や信用金庫が取り扱うローンです。
特徴は「無担保・無保証人・用途自由」と、カードローンに似ていますが、「借入・返済方法」が異なります。
カードローンの場合、一度契約をすればご利用限度額の範囲内で何度でも借入ができ、定額払い（リボ払い）で返済を行います。

フリーローンでは、決まった金額を初回にまとめて融資し、均等払い（分割払い）で返済を行います。

返済回数は契約の際に申込者が決められるため、「決まった期間で、確実に返済したい」という場合にはフリーローンの方が向いていると言えるでしょう。

★金利や融資に必要な日数は、カードローンと大差ありません（地方銀行の場合）。

★「りそな銀行」を除く都市銀行は、いずれもフリーローンを提供していません。
（三井住友銀行のフリーローンは後述の「多目的ローン」に該当）

（2）多目的ローン

フリーローンの中でも「資金使途確認書類が必要なローン」のことを「多目的ローン」と呼びます(銀行によって名称が異なる場合があります)。

資金使途確認書類とは、見積書やパンフレット、プリントアウトされたインターネットショッピングサイトなど「お金の使い道を証明できる書類」のことです。

資金使途確認書類とは見積書やパンフレット、プリントアウトされたインターネットショッピングサイトなど「お金の使い道を証明できる書類」のことですね。

資金使途確認書類が必要なローンは、使い道が定まっている分、そうでないローンに比べると低金利で借りやすい傾向にあります。

実際、同じ銀行の中で比べても「カードローン・フリーローンの上限金利は14．5％」「多目的ローンの上限金利は7％」といった場合は少なくありません。

冠婚葬祭や医療費、趣味の物品購入、旅行など、決まった目的のためにお金を借りたいとお考えなら、この「多目的ローン」をチェックしてみると良いでしょう。

ただし三菱UFJ銀行をはじめ、「多目的ローン」自体を提供していない金融機関も多いためご注意ください。

②特定の目的のみに使える、主な目的ローン

住宅ローンや教育ローン、リフォームローンといった特定の目的のために使えるローンは「目的ローン」と呼ばれます。

この種類のローンは資金使途確認書類が必要な上、さらに用途が限られることから、殆どの場合多目的ローンよりさらに低金利で融資を受ける事ができます。

使い道は限定されますが、「運転免許取得費に利用できる自動車ローン」など意外と融通が利くことも多いため、借り入れ目的に合ったローンがないかチェックしてみて損はないでしょう。

③高額な商品やサービスを取り扱っているお店なら、提携ローンを利用できるはず

あなたが数万円以上の高価な商品やサービスを購入しようとしているのなら、そのお店が用意している提携ローンを利用するのも良いでしょう。

家電量販店やエステ、呉服店、保険のきかない治療を提供しているクリニックや歯科医院まで、高額商品を取り扱っている店舗は提携ローンを利用することができます。

「分割払い」「ショッピング・クレジット」といった名前が付いていますが、店舗と信販会社が提携して提供する専用のローンです。

「24回払いまでなら金利0円」といったサービスを打ち出していることも多いため、購入したい商品が決まっているのならそちらをチェックしてみるのも良いでしょう。
インターネットでお買い物をする場合も同様です。

★お店やクリニックが提供するローンは、保証人を付ければ収入のない方や10代の方でも利用できる可能性があります。

審査なしでお金を借りる方法はないの？

ここからは、「審査なし」でお金を借りたいという方向けの金策について解説します。

①質屋は価値ある物品を「質入れ」することで、その価値に応じたお金を借りられる

安全に、審査なしで借りられる方法として第一に挙げられるのは「質屋」の利用です。

質屋では、あなたが何らかの価値ある品物を預けることで、その買取価格の8〜9割前後にあたるお金を借りることができます。

お金を借りた後、一定期間（一般に3ヶ月）以内に利息を付けて返済ができれば、その品物はあなたの手元に戻ってきます。

品物を諦めてしまえるのなら返済義務はありません。

「価値ある品物」さえ用意できれば申込者の返済能力や職業、信用情報は一切問われないため、ローンの審査に通過できない方でも借入できます。

ただし借りられるのはあくまで「買取価格の8〜9割」程度です。
品物を手放しても良いのなら、売却を検討した方が良いでしょう。

また質屋はカードローン等とは適用される法律が異なるため、実質的な金利はカードローンを上回ることが多いです。

（法定上限金利は年109．5％／カードローンは最大でも20％）

②数千円までなら未成年でもVISAプリペイドアプリを使った「後払い」が可能

あなたが「Kyash」「バンドルカード」といった後払い機能のあるVISAプリペイドアプリを使ったなら、3，000円または5，000円程度のお金を「後払い」で利用できます。

その使い道はカード番号などを入力して支払える方法(インターネット決済など)に限定されるものの、審査なしかつ簡単に利用する事ができます。

「少額決済を今すぐ済ませたい」という場合には利用してみても良いでしょう。

ちなみに決済の後には、「翌月末」までに500円程度の手数料を上乗せし、コンビニのレジなどで代金を支払う必要があります。

③定期預金を利用しているのなら、その残高を担保にお金を借りられる可能性あり

定期預金を利用している場合、その残高を担保にして銀行からお金を借りられる可能性があります。

名称は銀行によって異なりますが、「定期預金担保貸付」などと呼ばれています。

この方法では「今すぐ解約すれば帰ってくるはずのお金」を使って融資を受けるため、ごく低金利での借入が可能です。

総合口座を利用しているのなら、はじめから定期預金担保貸付の機能が付いている可能性もあるため、ご自身の口座を今一度確認してみましょう。

具体的な申込方法・利用方法については、定期預金を利用している金融機関の情報をご確認ください。

④終身保険や養老保険といった生命保険に加入しているのなら「契約者貸付」も候補に

あなたが終身保険や養老保険といった、「解約返戻金」を伴う生命保険に加入しているのなら、「契約者貸付」を利用できる可能性があります。

こちらも定期預金担保貸付と同様、「今すぐ解約すれば払い戻されるはずのお金」を使った借入方法です。

契約者貸付の申し込みや借り入れ可能な金額は、生命保険会社のWEBサービスなどから確認できます。

⑤お勤め先によっては「従業員貸付」「共済貸付」を利用できる可能性も

「従業員貸付」「共済貸付」などの福利厚生を導入している勤め先の正規雇用者なら、会社からお金を借りられる可能性があります。

借りたお金の使い道は制度などによって異なるものの、社内のローンは民間のローンに比べると好条件で利用できることが多いです。

貸付制度の有無は社内規定に記載がありますので、まずはそちらを確認しましょう。

★毎月の返済は、「給与からの天引き」で行うことが一般的です。

⑥注意！「審査なし＆無担保」をうたうのは闇金（違法業者）である可能性が非常に高い

残念ながら、「誰にでも貸します」「審査なし・無担保」をうたう業者は闇金（違法業者）です。

特にインターネット掲示板やチラシなどで勧誘を行っているものは、殆どの場合正規の金融機関ではありません。

一度手を出してしまうと、法外な利息を要求されるだけでなく「家族など、第三者への請求」「口座売却など、犯罪行為の要求」といった二次被害が発生する可能性があります。

⑦多重債務で返済に限界を感じているなら「債務整理」も検討したい

複数の金融機関からの借入や多額の借金を、返済しきれないと感じている場合、「債務整理」も検討してみましょう。
債務整理とは法律で認められた、借金の負担を軽減する救済措置のことです。

カードローン・キャッシング関連のトラブルであれば、利用されることが多いのは「任意整理」です。

ただし実際にどの方法を利用するかは、司法書士や弁護士などの専門家と相談して決定します。

いずれの方法も審査なし、かつ借金を滞納中でも利用できるため、現状から脱却したい場合は、お近くの専門家の無料相談サービスなどを利用してみるのも良いでしょう。

行政や一般社団法人の貸付制度・支援制度

ここからは、行政や一般社団法人といった非営利の団体による貸付制度を紹介します。

①生活サポート基金は関東の一部地域限定ながら、多重債務の方などに対し生活再生資金を貸付

「生活サポート基金」とは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県にお住まいの、「銀行などから必要なお金が借りられない方」へ融資を行う一般社団法人です。

多重債務を抱えた方、自己破産をした方も融資の対象です。

首都圏にお住まい、かつ生活再建のために一時的に融資を必要としているのなら、確認しておきたい団体の一つです。

②生活福祉資金貸付制度は全国から、無利子で利用できる可能性あり

「生活福祉資金貸付制度」とは、行政が以下の条件を満たす方に提供している融資制度です。
こちらは全国どこからでも利用できます。

資金の使い道は、債務整理をするために必要な経費を含む「生活再建までの間に必要な生活費用」から福祉費、医療費、教育費など多岐にわたります。

申込条件を満たしており、民間の業者から借りることが難しい状態にあるのなら、申し込みを検討してみても良いでしょう。

ちなみに連帯保証人を用意できる場合や「緊急小口資金」を利用する場合、生活福祉資金貸付制度は無利子となります。
（該当しない場合でも金利は年1．5％）

CHECK厚生労働省公式HP「新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少し生活に困窮する方へ」
CHECK厚生労働省公式HP「生活福祉資金貸付条件等一覧」

★年金担保融資は2022年4月をもって申し込み受付を終了しました。
障害者世帯や高齢者世帯の方は、生活福祉資金貸付制度をご利用ください。

③求職者支援資金融資では職業訓練中の生活費を借りられる

ハローワークの求職支援制度を利用中、かつ職業訓練受講給付金を受給しても生活費が不足する場合は、「求職者支援資金融資」を利用できます。

貸付額は月5万円または10万円です。
配偶者などと生活している場合は、月10万円まで融資を受けられます。

金利も3％と低いため、利用条件さえ満たすのであれば検討してみても良いでしょう。

CHECK厚生労働省公式PDF「求職者支援資金融資のご案内」
CHECK厚生労働省公式HP「求職者支援制度のご案内」

④母子父子寡婦福祉資金貸付金制度は母子家庭・父子家庭を対象とした融資制度

20歳未満の児童を扶養しており、配偶者がいない状況なら、「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」という制度を利用できる可能性があります。

借り入れ目的は教育費から医療・介護、生活資金や事業資金まで多岐にわたります。

申込条件を満たしており、一時的にお金が必要な状況にあるのなら、こちらも検討してみると良いでしょう。

CHECK男女共同参画局公式HP「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」

⑤生活保護をはじめとする「給付」制度もチェック

提供元が行政であっても、利用する制度が「融資」（貸付）の場合は、返済が必要です。
返済が難しい状況にあるのなら、「生活保護」をはじめとする給付制度を検討してみましょう。

こちらの方法を利用できれば、支給されたお金を返済する必要はありません。

各支援制度についての案内は、お住まいの市区町村の生活窓口や「社会福祉協議会」で受けることができます。

法人や個人事業主向けの法人ローン・ビジネスローン

ここからは、法人や個人事業主向けのローンのうち、銀行・信用金庫を除いた手段について解説します。

①日本政策金融公庫は新規開業資金から事業の再建を図りたい方まで利用可能

財務省所管の特殊会社である「日本政策金融公庫」は、非営利の金融機関として「新たに事業を始める方」「事業拡大を図る方」などに加え、「一時的に業況が悪化している方」「事業の再建を図る方」に至るまでを融資の対象としています。

非常に多くの融資制度が存在する上、民間の金融機関に比べると低い金利で借りられる可能性があります。
事業資金の借入を希望しているのならまずこちらを確認してみると良いでしょう。

CHECK日本政策金融公庫公式HP「融資制度を探す」

②消費者金融会社のビジネスローンは最短即日融資に対応

消費者金融会社（貸金業者）も、法人や個人事業主に向けたビジネスローンを取り扱っている場合があります。

銀行や日本政策金融公庫に比べると短い日数（最短即日）で利用できる上、申込先を選べば赤字決算でも対応してもらえるため、スピードや柔軟さを求めるのならこちらも申込み候補に加えてみると良いでしょう。

その代わり個人向けのローンと同様、銀行などに比べると金利は高い傾向にあります。

★事業資金は総量規制の対象外となるため、金融機関が認めれば所得の3分の1を超える借り入れも可能です。

こんなときはどうする？逆引き・お金を借りる方法の選び方

ここからは、あなたの不安や希望に応じた申込先候補を紹介します。

①収入が低く、審査に不安がある方向けの借入方法

収入が低くても利用しやすい、パート・アルバイトOKを明言しているローンは主に以下の通りです。

収入や社会的ステータスが原因で審査に不安があるのなら、上記から申込先を選ぶと良いでしょう。

★「パート・アルバイトOK」の記載がないカードローンでも申込条件を満たしていれば、アルバイトの方が審査に通過できる可能性は十分あります。

②信用情報に問題があり、審査に不安がある方向けの借入方法

債務整理、過去の延滞などを理由に審査に不安を抱えている方でも、利用しやすい申込先は以下の通りです。

申込先はあなたの信用情報の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。

ただし「他社のローンを延滞中」「他社借入が総量規制※に達している」という場合では、どの金融機関においても審査通過は厳しくなります（審査なしの質屋などを除く）。

③専業主婦の方でも申し込めるカードローン

配偶者に安定した収入のある方（専業主婦）の申し込みを受け付けている、主なカードローンは以下の通りです。

上記以外の大手消費者金融・大手銀行カードローンは、専業主婦の方の申し込みを受け付けていない可能性が高いです。申し込みの際はご注意ください。

★専業主婦の方の場合、ご利用限度額は最大でも50万円程度となるのが一般的です。

④学生でも利用できるカードローン

学生の方でも利用しやすい申込先は以下の通りです。

上の申込先はいずれも学生の申し込みを受け付けていますが、対象年齢は異なります。10代の方は申し込みの前に対象年齢を確認しましょう。

特記がない限り、契約のためにはアルバイトをして収入を得ている必要があります。

⑤18歳、19歳でも利用できる借入方法

18歳、19歳の方でも利用できる可能性のある申込先は以下の通りです。

成人年齢が引き下げられた今でも、10代の方の申し込みを受け付けているローンは限られています。

10代の方が自身の名義でローンを組む場合は、事前に申込条件を確認しておきましょう。

⑥中学生や高校生でも利用できる借入方法

中学生や高校生の方が利用できる申込先は、かなり限られます。

※その他、行政の支援制度など

これは未成年者の行為能力（契約を結んだり、それを果たしたりする能力）が法律上、完全に認められてはいないためです。

上記以外の方法を希望する場合は、親御さんなどに直接相談した方が良いでしょう。
家庭環境によっては、行政の支援や奨学金などを利用できる可能性があります。

⑦できる限り大きなお金を借りたい方向けの借入方法

高額な借入に向いている申込先は以下の通りです。

資金使途確認書類が必要なローンは、使い道が限られる代わりに低い金利で希望額を借りやすい傾向にあります。

借りたお金の使い道があらかじめ決まっているのなら、そのようなローンを検討してみると良いでしょう。

選択肢をカードローンに限定するなら、総量規制に縛られない銀行カードローンの方が、大きなお金を借りやすい傾向にあります。

⑧家族に知られないよう、郵送物なしで利用できる借入方法

自宅への郵送物なしで利用できる申込先は、主に以下の通りです。

自宅への郵送物を避けたいのなら、上の中から申し込みを選ぶと安心です。

⑨できる限り低い金利で借りたい方向けの借入方法

低金利で利用しやすい申込先は以下の通りです。

ローンの金利は、使い道や申込み対象が限定的なほど低くなる傾向にあります。

資金使途確認書類を用意できるなら資金使途確認書類が必要なローンを、そうでないなら審査難易度が高めのローン等にチャレンジすることで、低い金利での契約を狙えることでしょう。

また、口座を持っている金融機関の取り扱いローンを調べてみるのも良いでしょう。

お金を借りる方法についてのよくある質問と回答

ここからは、お金を借りる方法についてのよくある質問にお答えしていきます。

①審査に落ちてしまった後、すぐ別の会社に申し込んでもいいですか？

基本的には問題ありませんが、短期間にあまり多くのローンへ申し込むと、一時的に審査が不利に進みやすくなる場合があります。

申込件数は最小限に抑えましょう。

②申込みの際、年収を多めに申告してもよいですか？

事実と異なる情報を申告すると審査落ちの原因となる場合があります。
端数を四捨五入する程度にとどめておきましょう。

★借入額が50万円を超える場合には、収入証明書の提出を要求されることが多いです。

③他社借入を隠してもバレると聞いたのですが、本当ですか？

はい、本当です。

各種ローンやカード決済などの契約、申込を行った履歴は、すべて個人信用情報機関に記録されており、審査の際に必ず確認されます。
結果として、他社借入や過去の延滞などを隠すことはできません。

結果として、他社借入や過去の延滞などを隠すことはできないわけですね。

④審査は何時まで行われていますか？また、土日も審査を受けられますか？

申込先によって異なります。

即日融資に対応している大手消費者金融会社は土日祝日にも21時頃まで審査・融資を行っています（一部例外あり）。

これに対し、銀行や小規模な消費者金融会社などは、平日にのみ審査を行っているというのが一般的です。

土日に急いで借りたい、という場合には、大手消費者金融会社をご利用ください。

⑤他社借入に、住宅ローン・自動車ローンや奨学金は含まれますか？

一般的に住宅ローンや自動車ローン、奨学金といった目的ローンは、カードローンなどの審査に強く影響しません。

もちろん返済負担額が非常に重い場合、延滞がある場合はその限りではないものの、基本的には「他社借入には含まれない」と考えてよいでしょう。

⑥仮に支払いを延滞したら、どうなりますか？

借入先にもよりますが、カードローンの場合であればまず携帯電話などへ連絡が入り、次回の返済の約束を求められることが一般的です。

ここで約束通りに支払いを済ませられれば良いのですが、そうでない場合には「自宅への督促状の送付」「勤務先への連絡」「信用情報に悪い情報が残る」といった措置が取られる可能性があります。

お金を借りる方法についてのまとめ

個人で利用できる借入方法の選択肢は数多く存在します。
借入先を選ぶ上で何を重視したいか決めた上で、申込先を絞り込んでいきましょう。